ブッダの生涯を追いかけて Looking for a Life of the BUDDHA

ヴァーラナシー Varanasi

ヴァーナラシーは、ヒンドゥ教の聖地。
ブッダは、出家を決意し、まず目指したのは、ここヴァーナラシーだったといいます。
当時から、この地は、宗教の中心地であったのでしょう。
しかし、満足した結果を得られず、ブッダガヤ近郊の山で、苦行に入りました。

私は、デリーから夜行列車で、ヴァーナラシーに到着。その日は、サールナートを訪れ、翌朝に、ヴァーナラシーを訪れました。

朝早く、聖なるガンジス河に向かいました。
ヒンドゥ教信者の方々が、続々と河を目指して押し寄せ、まだ真っ暗であるにも関わらず、凄い人出です。
ヒンドゥ教関連のお供え物が、道に並べられたり、参拝者向けに売られたりしています。
ぼやぼやしていると、踏んづけてしまいそうです。
私は、いつものように、チャイをいただきました。
陽が上ってきました。
混沌とした街の様子です。
ヒンドゥ経の信者がほとんどです。
サドゥの方々も多数おられます。
坂を下りて行くと、突然視界が開け、ガンジス河が姿を表します。
これは、結構すごいです。
観光客用の舟がたくさん並んでいました。
ガイドさんが、一艘貸し切ってくれました。
ダサイガードというところから舟は出ます。
ここも沐浴場になっています。
舟が出ます。
ダサイガートの様子です。
船頭さん。黙々と漕ぎ続けます。
河岸には、ヒンドゥ教寺院が立ち並んでいます。
ずいぶん来ました。
河岸に、隙間なく建て物が並んでいる様子がわかります。
寺院の横に見えるのは、マハラジャ達の別荘だそうです。
かつての王様のプライベートビーチ付き、別荘というところでしょうか。
陽が、上ってきました。
凄い光景です。
対岸には、建て物は見えません。
上流のこの辺りで、舟はUターンしました。
どこから来られたのか、グループで、沐浴中。
真面目に沐浴している人もいますが、河で、遊んでいる人も多いです。
舟は、上流に行って、上流の火葬場のところで、Uターン。
ダサイガートに戻って、下流の火葬場のところで、下船しました。
この光景は、インドを代表するものと言えるでしょう。
舟を火葬場の近くで下り(撮影禁止なので写真はありません)、そこから、細い小道を上って帰りました。
実は、ここにヒンドゥ教の寺院(ガシュヴィシュナ寺院)があります。
寺院の前まで行きましたが、異教徒の侵入に備え、持ち物は、全て近くの店に置いていかなければ、近づけません。かつて、イスラム教徒に破壊され、ここに移築されたといいます。
お堂には、850kgの黄金が使われているそうです。塀越しに、屋根だけちょっと見えました。
この坂道は、牛も行き交い、かなり汚いので、インド初心者の方は、驚くでしょう。